資料が配られるみたいだけど、どう進めればいいんだろう…。
この記事では、このような疑問にお答えしていきます。

こんにちは、くりあす(@kuriyaslog)です
就職活動を終えた私は、幸いにもメーカー研究職として内定をいただくことができました。
選考過程では、グループディスカッション(GD)が行なわれることがあります。理系総合職や開発職、MRなどでよく聞きますが、研究職でも実施している企業があるんですね。
GDにもいくつか種類があるのですが、この記事では「課題解決型」のうち、資料を用いて議論を進めていくタイプのGD「資料読み取り型」についてまとめていきます。
ひとつの心構えとして参考にしていただけると嬉しいです。
議論そのものの進めかた
流れとしては以下のようなイメージ。
スケジューリング
意見の主張
根拠の提示
議論の展開
ここではざっくりとだけまとめていきますね。
議論の時間は40~60分程度と限られているので、
時間の使い方
次に、資料に基づく意見を交互に主張していって、案をいくつか出しましょう。
その後、いくつかの案について議論を進めていくのがセオリーかと思います。

詳細については別途まとめる予定です!
GDで配られる資料ってどんなもの?
資料には、議論を進めるときに参考にする情報がまとめられています。
・グラフ
・表(テーブル)
など、資料の内容そのものも、GDのテーマに大きく左右されるため一概には言えないのですが、どんな資料であっても、共通することがあります。

資料の内容が違っているのに?
すべての資料に目を通している時間はない
資料読み取り型GDでは、議論の時間とは別に、資料を読む時間(5〜10分)が与えられることが多いです。そうでなければ、議論の冒頭を資料を読む時間に充てることになります。
しかし、
資料が多くて見きれない
といった点から、資料を読む時間だけで、情報をすべて把握するのは困難。

でも読まないと議論が進められない!
重要なのは「比較・注目するポイントはどこか」
様々な情報が与えられる中で、「議論の結論に影響するポイントはどこか」という、クリティカルな部分を探すことがとても重要。

〇〇という資料があるから、A案がいいんじゃない?

△△ってことを考えたら、B案の方がいいと思うな…
というように、〇〇や△△の部分を資料から探す(分析する)意識をしましょう。
比較・注目した上で、どれを推していくか
なぜこの意見は推せないのか
という議論を、資料をもとに進めて、結論を導き出します。
また、資料読み取り型のGDでは、資料に書かれていない情報を用いるのは禁止、とされていることがほとんど。言い換えれば、情報を想像で補ってはいけないということです。
「なぜ」という理由となる根拠を、資料から見つけ出すことが重要ってこと!
議論中に資料を確認する3つのタイミング
資料を十分に読み込む時間がないうえ、そのまま議論を進めてしまっては内容を忘れてしまいますよね。そんなときには資料を再確認すればいいんです。
発言に対して反論をするとき
資料の内容を忘れてしまったとき
ひとつずつ説明していきますね。
発言の根拠を確認するとき
資料読み取り型GDでは、資料をもとに議論を進めます。
相手がなぜ△△を推しているのか
というように、発言の根拠となる情報は、適宜確認したほうがよいかと。

根拠のない発言は議論の障害でしかない
発言に対して反論をするとき
相手が言った内容に対して、

それはちょっとどうなんだろう…
と思ったときには、反論の根拠となる情報を探してみましょう 。
あくまで議論なので、感情的に批判してしまうのは絶対ダメ!
議論を停滞させる「クラッシャー」にならないようにしてくださいね。

理性的に、ですよ!
資料の内容を忘れてしまったとき
人間だもの。どうあがいても忘れることはあります。
頭の中で曖昧になってしまった情報は、しっかり確認しておきましょう。
ただし、確認作業に集中しすぎて、相手の話を聞かないのはダメですよ!
まとめ:資料に書いてあることがすべて
ここまで、資料読み取り型GDについてまとめてきました。
もう一度おさらいしておきましょう。
・発言の根拠を確認するとき
・発言に対して反論をするとき
・資料の内容を忘れてしまったとき
資料読み取り型GDでは、資料に書いてあることがすべて。資料に書いていないことを発言したり、想像で補ったりすることは厳禁です。
とはいえ、時間は限られているので、
ということを意識して、議論に望んでいただければと思います。
皆さんの就活がうまくいくことを心から願っています。