・乙種第4類危険物取扱者の勉強法は?
この記事では、このような疑問に答えていきます。

こんにちは、くりあす(@kuriyaslog)です

何か資格を取っておきたいな・・・
また、上位資格である「甲種危険物取扱者」の資格取得に向けた第一歩でもあります。
詳細は割愛しますが、私の場合は4種類以上の乙種危険物取扱者免状の交付が必要となります。そのために必要な免状のひとつが「乙種第4類危険物取扱者」であるというわけです。
詳細はこちら
参考書でしっかりと対策をすれば、問題なく合格できる難易度だと思います。
乙種第4類危険物取扱者ってどんな資格?
乙種第4類危険物取扱者は、危険物のうち、ガソリンなどの石油製品やメタノールなどのアルコール類を含む「引火性液体」の取り扱いに必要となります。

一般には「乙4」と略されたりします
セルフガソリンスタンドで無資格者がガソリンを入れることができるのは、甲種危険物取扱者または乙種第4類危険物取扱者の立ち会いがあるためですね。
乙種第4類危険物取扱者の受験資格

他類の乙種危険物取扱者にも受験資格はありません!
乙種第4類危険物取扱者の合格率
出典:消防試験研究センター
令和元年度における乙種第4類危険物取扱者の合格率は39.8%でした。
また、他類の乙種危険物取扱者に比較して受験者数が多く、合格率が低いことがわかります
これは、乙種第4類危険物取扱者の社会的ニーズが高いことが背景にあるようですね。

しっかり準備すれば問題ないと思います
乙種第4類危険物取扱者の試験内容
試験科目は以下の3つに分かれています。
試験時間は2時間、5つの解答群から1つを選択する方式(五肢択一)です。
試験科目(略称) | 問題数 |
危険物に関する法令(法令) | 15問 |
基礎的な物理学及び基礎的な化学(物理・化学) | 10問 |
危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法(性質・消火) | 10問 |
合格基準は、3つの試験科目ごとに6割以上を正答することです。
したがって、法令は9問以上、物理・化学と性質・消火は6問以上となりますね。
また、既に他類の乙種危険物取扱者免状を取得している場合、「法令」および「物理・化学」の2科目の試験が免除されます。その際は「性質・消火」のみを35分で解答することになります。

この免除によって他類の受験が少し楽になります
私が使用した参考書と勉強法
イラストや図表+解説で試験範囲をわかりやすくまとめてくれている良書です。

勉強自体はこれ1冊で充分です
具体的な勉強法としては、
②収録されている演習問題で理解度チェック
③わからない、また誤答した問題はテキストで再度確認
④収録されている模擬試験や過去問題で最終チェック
という流れでやっていました。勉強時間は20〜30時間程度でしょうか。
過去問題はこちら

できるだけ完璧にしてから試験に望みました
乙種第4類危険物取扱者の取得メリット
就活の際、取得資格欄に「乙種第4類危険物取扱者 免状取得」と記載した程度ですね。
研究技術員の派遣を行なう企業では、資格取得者に手当を支給するところもあるようです。

現状、見かけとしての資格ですね・・・
まとめ:取得自体はそこまで難しくない国家資格
乙種第4類危険物取扱者の場合は必要に駆られて取得する方が多いようですね。
国家資格でもありますので、取得を目指して挑戦してみるのもよいかもしれません。
この記事は以上となります。
それでは。