エントリー数は何社くらい?大量エントリーは止めておけ【就活生向け】

就職活動
就活で何社くらいエントリーするか迷ってる…
何十社もエントリーするのって実際どうなんだろう?
この記事では、このような疑問にお答えしていきます。

 

くりあす
くりあす

こんにちは、くりあす(@kuriyaslog)です

就活を始めるにあたって、何社にエントリーするかはよく考えるかと思います。

周りの同級生は「内定が出たら行く」くらいの気持ちでエントリー数を決めていました。人によっても異なりますが、平均して20社ほど、多くとも30社に収まるくらいでしょうか。

 

しかし、内定が取れるか心配になって、過剰にエントリーしたくもなりますよね。

何十社もエントリーして、必死になって提出書類を仕上げて、何回も適正検査を受けたにも関わらず、ことごとく不採用通知を受け取って、なけなしの神経を擦り減らす…。

くりあす
くりあす

はい、私のことです(吐血)

というわけで、失敗談として大量エントリー(平均の倍)の是非をまとめていきます。

 

最初に結論をお伝えしておきますが、大量エントリーはおすすめしません。

 

まったく無意味だ、とまでは言いません。

多少なりともメリットはあるのですが、デメリットに対して見合わないと感じました。

 

決して私と同じ道を歩まぬよう、肝に命じていただければと思います!

くりあす
くりあす

俺の屍を越えてゆけ…

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就活における大量エントリーのメリット

実際に大量エントリーを経験して感じたメリットはこちらです。

エントリーシートや面接に多少慣れる

 

 

女性A
女性A

…えっ、これだけ?

と感じる方もいらっしゃることでしょう。これだけです。

あくまで「私はこう思っていたよ」というのをお伝えできればと。

 

エントリーシートや面接に多少慣れる

エントリー数が増えるほど、エントリーシート(ES)を書く企業数も増えます。

もし書類(1次)選考を通過すれば、続く2次選考などの面接に呼ばれることになります。

 

したがって、エントリー数が増えるほど、これらの選考の機会がより多く与えられる(かもしれない)ということになりますね。

私は緊張しやすい質なので、早めに面接回数を経験して慣れる意味ではよかったかなと。

くりあす
くりあす

本番でアワアワするよりはマシです

 

しかし、選考の機会が増えたからといって、通過率が高まるわけではありません

ひとつずつ経験するたびに、

もっとエピソードを絡めて具体的に書けばよかった
もっと自信を持ってはっきりと話してみればよかった
と反省し、質を高めなければ、このメリットすら享受できないのでご注意を。
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就活における大量エントリーのデメリット

実際に大量エントリーを経験して感じたデメリットはこちらです。

手が回らなくなる
一社に時間をかけられない
電車などの交通費がかさむ
中途半端に終わる可能性が高い
内定数はエントリー数に依存しない
男性A
男性A

メリットに対して多くない?

そうでしょう、そうでしょう。ひとつずつ説明していきますね。

手が回らなくなる

適度な数であれば、十分にESを推敲する時間があると思います。

しかし、エントリー数を増やしてしまえば、その分やるべきことが増えます。

くりあす
くりあす

考えてみれば当然のことですよね

 

モグラ叩きってありますよね。ハンマーで叩くやつ。

モグラが出てくる穴の数を、エントリー数に置き換えてみましょう。

穴の数が少なければひとつずつ片付けられる手も届くから全力で叩ける
穴の数が多すぎれば、ときとして手が回らない。手も届かずに叩けないことも。

 

エントリー数を絞っておけば、ひとつの企業に全力で取り組めます。

一方で絞らないでおくと、力が分散せざるを得ないため、全力で取り組んでいる周りの就活生に劣ってしまうことは想像に難くないでしょう。

一社に時間をかけられない

エントリー数が増えれば、ひとつの企業にかけられる時間が減ることになります。

数を絞った就活生と比べると、企業研究にかけた時間はどれだけ開くでしょうか。

 

単純に「かけた時間」がそのまま知識量に繋がるとも限りませんが、少なからず差が生じることは間違いないかと思います。その分だけ、選考に向けて武器を研ぎ続けているのも同然。

くりあす
くりあす

なまくら刀では戦い抜けませんよね

 

できる限りの対策を講じたうえで選考に挑むためにも、エントリーする企業は厳選することをおすすめします。

電車などの交通費がかさむ

エントリー数が多ければその分、選考の機会がより多くなる可能性はあります。

ということは、交通機関を利用した移動が人より多くなることを意味しますよね。

 

選考が都市部に集中、かつそこに住んでいるならあまり問題ではないでしょう。

しかし、地方に住んでいる就活生にとって、就活に係る交通費は死活問題です。

くりあす
くりあす

いずれにせよ就活に向けて貯金はしましょう

 

高速バス。新幹線。飛行機。何度も往復していては、いくらあっても足りません

選考が進めば交通費を負担してくれる企業もありますが、説明会やセミナー、筆記試験、初期の選考などはほとんど自己負担になる点には注意が必要です。

中途半端に終わる可能性が高い

これは声を大にして伝えておきたいメッセージです。

あれもこれもとエントリーしていると、どこにも引っかからずに「無い内定」に終わってしまうという、就活が中途半端になる可能性が高いと考えています。

 

ESも微妙。面接も微妙。結果は散々。これは回避したいですよね。

 

大量エントリーにあっては、

モグラ叩きで全力で叩けない
なまくら刀で戦わなければいけない
というのは先程説明した通りです。この時点で差がついてしまいます。

 

エントリー数を絞れば、少なくともこの差を埋めることができるでしょう。

企業へのエントリーが始まる前に、もう一度よく考えることをおすすめします。

 

内定数はエントリー数に依存しない

エントリー数が少なくても、内定を取ることは可能です。

これは私ではなく、同じ大学院の同期が証明してくれています。

 

大体20社前後にエントリーをしていた同期の多くは、いずれも第一志望(群)の企業から内定をいただくことができています。

女性A
女性A

この企業に行きたい!

と思った企業にのみエントリーしても、しっかり対策すれば内定は取れるはずです。

 

まとめ:エントリー数を絞って全力を注ぐのが吉

ここまで、大量エントリーを経験した私の失敗談をまとめてきました。

もう一度おさらいしておきましょう。

就活における大量エントリーのメリット
・エントリーシートや面接に多少慣れる
就活における大量エントリーのデメリット
・手が回らなくなる
・一社に時間をかけられない
・電車などの交通費がかさむ
・中途半端に終わる可能性が高い
・内定数はエントリー数に依存しない

 

就活のエントリーに際しては、もちろん恐れもあるはずです。

内定を取れなかったらどうしよう…
私はこれを強く感じた結果、大量エントリーという選択をしてしまいました。

 

ですが、しっかりと対策をすれば、必ず結果が返ってくるはずです。悩んでエントリー数を稼ぐのではなく、絞って狙い撃ちしていくことを強く推しておきますね。

くりあす
くりあす

私と同じ轍を踏む必要はありません!

皆さんの就活がうまくいくことを心から願っています。