【就活生向け】インターンシップに参加する意味は?【自分で見出すが最良】

就職活動
・インターンシップに参加する意味はあるのか
・インターンシップでどのようなことを学べるのか

この記事では、このような疑問に答えていきます。

 

くりあす
くりあす

こんにちは、くりあす(@kuriyaslog)です。

来年以降に就職活動を行なう予定の方は、インターンシップに参加するために、エントリーシートの提出や面接対策に取り組んでいるかと思います。

 

しかし、インターンシップに参加して何か得られるものがあるのか、また企業によって内容が多岐に渡る中でどのようなことを学べるのか、疑問に思ったことがあるのではないでしょうか。

 

そこで、私自身が参加できたインターンシップの経験を交えて、その意義や内容についてお伝えしていきたいと思います。

 

あなたがインターンシップに参加したとき、何を学びに行くかを考えることができれば、きっと得られる経験値に差が出てきますよ。

 

早速、お話ししていきましょう。

 

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そもそもインターンシップとは

就職活動において言われるインターンシップとは、企業が提供する就業体験の機会に、学生が参加できる制度のことを指します。

 

しかし、企業には外部に出せない機密情報(顧客情報や研究開発内容など)があるため、これらの情報を扱う現場での就業体験は困難なことが多いです。

 

そのため就業体験ではなく、業界全体や企業の紹介をはじめ、社員の方との座談会グループワークなどを実施する企業が増えている印象です。

 

くりあす
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1日で完結するインターンシップの場合、その傾向が顕著です

 

インターンシップ参加の経験を踏まえて

私が参加できたインターンシップの経験を元に、いくつかまとめていきたいと思います。

 

インターンシップへの意識はお早めに

私がインターンシップへの参加を意識し始めたのは修士1年の9月末頃だったと思いますが、あまりにも遅くなってしまったと反省しています。

 

業界としては製薬や化粧品、化成品を手掛ける企業のインターンシップに参加したいと考えていたのですが、気づいた頃にはエントリーが締め切られていることが多々ありました。

 

くりあす
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研究に集中しすぎていましたね・・・

 

インターンシップ参加は4社

秋〜冬にかけてインターンシップを行なっている企業に15社ほどエントリーを行ないましたが、

 

人材系:1社
メーカー:2社
バイオベンチャー:1社

 

の計4社で選考通過となりました。もう1つ通過はしていたのですが、直前で体調を崩してしまったためにやむなく欠席しました。

 

くりあす
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体調管理もしっかりしてくださいね…!

インターンシップの内容は?

ざっくりではありますが、参加できたインターンシップの内容をお示しします。

 

人材系のインターンシップ(1日)
・業界全体と企業の紹介
・就活生に向けた講話
・社員の方との座談会
メーカー①のインターンシップ(1日)
・業界全体と企業の紹介
・社内見学
・社員の方との座談会
・自身の研究内容の発表
メーカー②のインターンシップ(計3日)
・業界全体と企業の紹介
・グループワーク
・社員の方との座談会
バイオベンチャーのインターンシップ(1日)
・業界全体と企業の紹介
・社内見学
・手掛ける製品の紹介と実習
・社員の方との座談会

 

1日で完結するインターンシップでは、冒頭に述べたような業界・企業の紹介がメインとなっていた印象です。座談会では、学生からの質問に答えていただく形式をとっていました。

 

メーカー②のインターンシップは選考直結でもあったため、グループワークの時間が多く取られていた印象です。グループワークについては別途記事を書きたいと考えています。

 

インターンシップ参加を目的としない

まず注意なのですが、ただインターンシップに参加するために対策を進めるのはやめてくださいね

 

というのは、「インターンシップに参加すること」そのものを目的としている方がたまにいらっしゃるためです。

 

インターンシップに参加するのはあくまでひとつの「手段」であって、それを「目的」とすり替えてしまっては得られるものも得られませんし、ただ参加して終わりとなりかねません。

 

せっかく参加するのであれば、何か学んだことを自分の糧としたくありませんか?

 

くりあす
くりあす

インターンシップに何社も参加したからといって、
学びがなければ全くの無意味です。

 

インターンシップで心がけること

インターンシップで心がけることは、以下の3つだと考えます。

これらは同時に、インターンシップに参加する意味ともなりえます。

 

業界と企業について学ぶ
自分の立ち位置を考える
周りの学生を観察してみる

 

ひとつずつ説明していきますね。

 

業界と企業について学ぶ

業界全体と企業の紹介の時間が設けられている以上、これらは最低限、学生に知っておいてもらいたい情報であると認識すべきです。

 

業界はどのような状態にあるのか
自社はどのような立ち位置にあるのか
これから自社はどう社会に貢献していくか
少なくとも、これくらいは話してくださると思います。

 

将来的にその業界への就職を考えている場合は、インターンシップという機会を活用して情報収集を進めるとよいのではないでしょうか。

 

自分の立ち位置を考える

社員の方との座談会などを通じて、自分が業界・企業にどのように貢献していけるかを考えるのがよいと思います。

 

なぜその業界に興味をもったのか
自分の長所をどのよう役立てることができそうか
職種が分かれている場合、どの職種で何に取り組んでいきたいのか

 

調べていただけでは曖昧だったイメージを具体化していけると、選考に際してエントリーシートを書くときや、面接で自分のことを話すときに役立ちます。

 

周りの学生を観察してみる

企業の方から話を聞いて終わってしまう説明会のようなインターンシップでは難しいかもしれませんが、グループワークを伴うインターンシップではぜひ周りの学生を観察してみてください。

 

選考を通過してきた猛者であることはもちろんですが、論理展開議論の進め方引き出せる情報の豊富さなど、傍からみて「すごいな」と思える学生がいることが多いです。

 

自分自身がもっていない考え方を知る機会にもなりますし、よい刺激となると思います。

 

まとめ:インターンシップ参加の意義は自分で見出していけばいい

インターンシップへの参加は義務ではなく、あなたの判断に委ねられています。

せっかく参加したのにただ漠然と終わらせてしまうのはあまりにももったいないです。

 

得られた機会を活かすも殺すもあなたの自由ですが、どうせなら多くを持ち帰ってみてはいかがでしょうか。

今後、就職活動を進めるにあたっての糧となると思います。

 

この記事は以上となります。

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それでは!