メリットとデメリットには何があるんだろう…
この記事では、このような疑問にお答えしていきます。

こんにちは、くりあす(@kuriyaslog)です
新型コロナウイルス(COVID-19)の影響により、予定されていたオフラインでの企業説明会を取り止め、WEB説明会に切り替える動きが出ているようです。
私が就活を行なっていた昨年、WEB説明会はそこまで多くはありませんでした。片手で数えられるくらいの企業数だったはず。
しかし、今年3月以降に行なわれる企業説明会は、ほとんどWEB説明会となるでしょう。

後輩のところには次々と連絡が来ている様子
そこで今回は私自身の経験を踏まえて、WEB説明会におけるメリットとデメリットをまとめていきます。ひとつの参考資料として捉えてもらえると嬉しいです。
WEB説明会の種類
WEB説明会は、大別すると2つに分けられます。
ライブ配信型
オンデマンド型
既に撮影・完成された動画が見れるタイプ。
予約もいらないことが多く、アーカイブとして残るのでいつでも見られます。

もともと公開されている企業もあります
ライブ配信型
生放送で、文字通りライブで配信されるタイプ。
予約が必要なことが多く、視聴者数も限られる場合があります。
ライブ配信型のWEB説明会が、いつでも見られるアーカイブとして残ることもありますが、これは企業によります。それだけでなく、実際にWEB説明会を見た人にのみ公開されるケースもあるようなので注意。
WEB説明会のメリット3つ
WEB説明会のメリットは以下の3つです。
服装がスーツである必要がない
いつでもアクションを起こせる
ひとつずつ説明していきますね。
わざわざ足を運ぶ必要がない
インターネットを利用するため、遠方の就活生であっても回線があれば大丈夫。
自宅でも、研究室でも、近くのカフェでも。
パソコンでも、タブレットでも、スマホでも。

時間さえ合わせればどうとでもなる!
ただ、スライドを用いて説明してくださる場面があったりするので、なるべく大きな画面で視聴するのがオススメ!
また、
移動時間を費やさない
といった点もWEB説明会のメリットですよね。
服装がスーツである必要がない
わざわざ足を運ばなくてよいので、スーツでなくても問題ないでしょう。

こちらが映るのなら話は別ですが…
着慣れない服・履き慣れない靴である必要もありません。
リラックスできる服装で視聴できるのは大きなポイント!
いつでもアクションを起こせる
基本的にこちら側は映らないと思いますので、
重要事項をメモに取る
企業のサイトを併せて見る
といったようなアクションがいつでも起こせるのは大きな違いです。
問題がなければ、スクリーンショットで画面を記録するのもいいかもしれませんね。

著作権的に考えて、画像の流出はダメですよ!
あまり大声では言えませんが、
トイレに立つ
お菓子をつまむ
といったことができるのも、ひとつのメリットでしょう。
WEB説明会のデメリット3つ
周りの雰囲気を感じられない
規模の縮小・企画の破綻は否めない
ひとつずつ説明していきますね。
企業の方に質問がしづらい
ます、オンデマンド型での質問は不可でしょう。
コメント欄がありませんので、見て情報を掴むほかありません。
一方、ライブ配信型では、YouTube Liveやニコニコ動画のように、コメントで質問できる場合があります。ただ、コメントが拾われて回答が得られるかは確実ではありません。
オフラインでの発言に比べればコメントの方が気軽に聞けるため、体感的には他の方の質問に埋もれてしまうことがほとんど。

拾われたらラッキーくらいの気持ち
周りの雰囲気を感じられない
企業の社員さんの人柄・雰囲気
オフラインの説明会におけるメリットのひとつですが、これを逃してしまうとほとんど機会は残されていないはず。「OB訪問をする」「その企業を受けた先輩に聴く」などで代償することが対策となりそうです。
規模の縮小・企画の破綻は否めない
オフラインの企業説明会であれば、
新入社員の方とのパネルディスカッション
といった企画が設けられていることがあります。
WEB説明会では質問がしづらかったり、質問のテンポが落ちてしまうといった点から、このような企画の実施が困難になると考えます。
直接質問できるせっかくの機会が失われてしまうのはデメリットですよね。
WEB説明会の注意点
WEB説明会とはいえ、もちろん注意すべきことがあります。
入場人数が設けられることがある
コメント・質問は言葉に気をつける
ひとつずつ説明していきますね。
遅刻・欠席には気をつける
WEB説明会は、企業のマイページ上で行なわれるはずです。遅刻や欠席などはログイン履歴で判断できるでしょうから、見られている可能性が十分に考えられるかと。

考えすぎかもしれませんが、マナーとして注意
とくに、予約をしていたのに都合が合わなくなったなど、見られなくなってしまった場合はキャンセルするなどの対応を取ることですね。
入場人数が設けられることがある
オフラインの企業説明会と同様、人数枠がある場合も。

WEB説明会なのに?
と思われるでしょう。私もそう思っていました。

実際に人数枠で予約を弾かれるまでは…
日程がわかり次第、気になる企業のWEB説明会は予約しておきましょう。
コメント・質問は言葉に気をつける
インターネットを介する以上、相手の顔は見えないことがほとんど。
だからといって、誹謗中傷などはもってのほか。就活を経て社会人になるのであれば、相手を敬う言葉遣いといった最低限のマナーは身につけておきましょうね。
まとめ:「質問しづらい環境」のデメリットが大きすぎ
ここまで、WEB説明会における3つのメリット・デメリットをまとめてきました。
もう一度おさらいしておきましょう。
わざわざ足を運ぶ必要がない
服装がスーツである必要がない
いつでもアクションを起こせる
企業の方に質問がしづらい
周りの雰囲気を感じられない
規模の縮小・企画の破綻は否めない
やはり「直接質問できない」ことのデメリットが大きすぎると感じます。

気になることがひとつもない!
とかなら話は別ですが、恐らくそんなことはないと思います。
なんとか情報を探す方法を考えた方が、疑問の解決には繋がるかと!
その企業を受けた先輩に聴く
などが先程挙げた一例。これらをこなした友人に聞くのもアリですね。
急な変更で困惑している方がほとんどかと思いますが、せっかくの説明会です。機会は十分に活用していただきたいと思います。
皆さんの就活がうまくいくことを心から願っています。