・グループディスカッションで意識すべきポイントとは?
この記事では、このような疑問にお答えしていきます。

就職活動を終えた私は、幸いにもメーカー研究職として内定をいただくことができました。
その選考過程ではグループディスカッション(以下、GD)をいくつか経験しました。理系総合職や開発職、MRなどでよく行なわれる選考ですが、研究職においても行われることがあります。

研究職のGDってどんな感じなんだ?
そこで今回は私自身の経験を踏まえて、GDで意識すべきポイントを3つ、お話ししていきます。ひとつの心構えとして参考にしていただけると嬉しいです。
グループディスカッションって何?

マイナビによると、グループディスカッション(GD)は以下のように説明されています。
グループディスカッションとは、複数人(4〜8人)の参加者がグループになって、新事業の企画や、企業が直面する課題の解決、時事問題に関して意見交換をするなど、「正解のないテーマ」を元に議論を行い、制限時間内に結論を出していくものです。
この定義はどこでも変わりませんし、職種によって変わることもないでしょう。したがって「研究職の」ではなく「一般的な」対策によって充分通過できる選考だと思います。
グループディスカッションにはいくつか種類がある

GDの定義はどこでも変わらないと説明しましたが、厳密にはいくつか種類があります。そこで私が経験したGDをもとにして、より具体的に分類してみました。
② 話し合い型
③ ディベート型

呼称は私が勝手につけました・・・
① 課題解決型
提示されたテーマに対して、グループ(6〜10人程度)で話し合いを行ないます。時間もまちまちですが、40〜60分程度で結論を出し、3〜5分で発表させるものが多いです。
テーマのみでなく、データとして資料が与えられる場合もあります(資料読み取り型)。読み取りに時間がかかる場合があるので、意識しておくとよいでしょう。
② 話し合い型
③ ディベート型
どちらのグループか、またどう進行するかは企業側によってきっちりと定められていました。
GDで意識すべきポイント3つ

GDで意識すべきと感じたポイントは大別すると以下の3つです。
② 議論の進め方を考えよう
③ 人の話をしっかり聴こう
① 協調性を大切にしよう
議論に貢献できたかどうかが指標となり得ます。以下の2点に注意です。
1.自分の意見をしっかりと話す

私の意見は〇〇で、その理由は□□です
2.自分の意見を主張しすぎない

「絶対こうしたほうがいいよ!」
② 議論の進め方を考えよう
限られた時間の中で議論を進めるために、以下の3点に気をつけましょう。
1.議論の目標を共有する



2.自分の立ち位置を考える
とはいえ、「役割分担」をきっちり決める明確な機会は与えられないと思います。
書記として相手の意見をまとめる
タイムキーパーとして時間管理を徹底する
アイデアマンとして意見をたくさん出す
必ずしも役割を担う必要はありません。ですが「どうすれば議論に貢献できるか、そのために自分は何をすべきなのか」、ぜひ考えてみてください。
3.タイムマネジメントを行なう

あっという間に時間が過ぎてしまうんですね。
なので議論が始まった時点で、何分でどこまで進めるか、設定することをおすすめします。
③ 人の話をしっかり聴こう
相手の意見を明確に捉えようとする姿勢のアピールにもなるので、以下の2点を意識します。
1.相手の名前と発言を一緒にメモする
「誰が」「どんな考え」をもっているのかをメモしておくと、議論が進めやすくなります。

2.相手の発言にリアクションを取る
相手の意見に対して、適切に反応することが求められると感じました。もちろん相手もリアクションを取ってくれるはずなので、意見に対するものさしとなり得ます。
まとめ:「協調性」「客観性」「傾聴力」を押さえる

ここまで、GDで意識すべきポイントをまとめてきました。もう一度おさらいしておきます。
1.自分の意見をしっかりと話す
2.自分の意見を主張しすぎない
②議論の進め方を考えよう
1.議論の目標を共有する
2.自分の立ち位置を考える
3.タイムマネジメントを行なう
③人の話をしっかり聴こう
1.相手の名前と発言を一緒にメモする
2.相手の発言にリアクションを取る
簡潔に言うならば「協調性」「客観性」「傾聴力」の3つになるかと。
意識すべきポイントを押さえたうえで実践することができれば、周りとの差別化が図れると思います。皆さんの就活がうまくいくことを心から願っています。
この記事は以上となります。
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それでは。